【インタビュー2025年2月】
技術部 2017年入社
粟原 義己
先輩インタビュー
専門分野を極め博士号取得
家族的な仲間がいる
理想的な職場環境
大学まではベトナムで学んでいたのですが、島根大学の先生がベトナムで行った研究プロジェクトに現地で参加したのがきっかけで、先生と交流を持つことができ、島根大学大学院に進学しました。大学院ではベトナムの空港周辺の住民に対する音環境の変化の影響について研究していて、修士課程と博士課程まで修了しました。OTO技術研究所を知ったのは、先生から紹介してもらったからです。
大学で学んだ分野に関連する仕事ができるので、会社に最大限貢献したいという強い想いで入社を決めました。
日本で就職できるとは思っていなかったのですが、思いがけず、岸本社長から温かい歓迎を受けたことは印象に残っています。
今一番頑張りたいのは日本語をもっと上手になることです。日常生活の意思疎通は何とかなるのですが、仕事となると、先輩にも言葉の面で他の人より時間をかけてもらっていると思います。ミスなく仕事をするためにも、ちゃんと理解できていないことはしっかり確認して、急ぐのではなく、確実な仕事をするように気を付けています。
入社してからずっと、みんな家族みたいです。今もそうです。いつも優しい。みんな優しい。分からない時はすぐに教えてくれて、生活のことも気にかけてくれます。調子が悪くなった時は、病院も分からなかったので、「この先生はいいよ」など病院まで教えてもらってお世話になっています。安心して過ごす事ができています。
今は、5年以内に環境計量士の試験に合格することを目標にしています。この資格を取得することで、今後の仕事に役立ち、さらにキャリアを発展させていくことができると思います。
今はまだ、特に自分が誇りに思えるような成果を上げていません。まだ、学ぶことや改善すべき点が多いからです。毎日少しずつ学び、成長できるように努力しています。会社の皆さんの親切な指導と励ましが私にとっては大きな支えとなっていて、諦めずに頑張り続けています。
でも、現時点で自分が誇りに思うことは、こうした優れた会社で働いていることです。この会社にいることで、専門的に成長できる環境は整っていますし、優れた先輩や同僚から多くのことを学ぶことができます。時間が経てば、より意味のある貢献をし、誇りに思える成果を達成できると信じています。
リエンさんは日本語がとても上手で、普段の会話に困ることはありません。本人は日本語を課題に感じているようですが、リエンさんはコミュニケーション力が高くて、わからないことは積極的に質問してくれるので、私は特に心配していません。ただ、業務の指示を出す際などには、ミスコミュニケーションをしないよう伝え方を工夫するようにしています。リエンさんが大学院で培ったデータ処理の経験や、日本国内に縛られない視野の広いリサーチ力は、業務でも活きていると思います。また語学が堪能なので外資系の建設に関する資料を日本語へ翻訳してもらうことも多いです。今後も能力を活かせる機会がたくさんあると思います。OTO技術研究所は一人ひとりの個性が集結して会社全体としての強みになりますので、これからの活躍が楽しみです。