先輩インタビュー

RecruitingOTO Acoustic Engineering Associates

ステップアップして見えた景色
後輩の成長を支援し
自分も成長することが目標

Yosiki Awahara 【インタビュー2025年2月】技術部 2017年入社 粟原 義己


OTO技術研究所の
ここがイイ!

  • みんなで育てる、みんなで育つ、自律した社風。
  • 業務領域が広く、高レベルのノウハウが豊富。
  • 早くから主担当として裁量を持つことができる。

音響分野の専門家として
対話の大切さを実感
お客様の問題解決にやりがいも

現在入社して8年目になりました。騒音や振動に関する測定や分析、室内騒音予測や検討などを行っており、基本的には仕事内容は変わらないのですが、経験が増えることでいろんなケースが自分の中に蓄積されてきたと思います。複雑な案件も自分で考え対処できることも増えてきました。

私たちはこの分野の専門家なので、いろいろ難しい話もあるのですが、お客様の中には、専門的な用語や解釈に詳しくない方もいらっしゃいます。お客様の立場に立って、分かりやすい言葉を選び、時にはかみ砕いて分かりやすく説明することも意識しています。お互いの理解を共有し、共に歩むことで、お客様の心配や不安をなくし、結果的に思っていたものと違っているというトラブルも回避できます。難しい話だからこそ、しっかりとお客様の様子をよく見て、丁寧にコミュニケーションを取ることが大切だと日々実感しています。

異音測定ではトラブルに発展しているケースが多く、ただ調査や作業をするだけでなく、やはり解決の手助けができたりすると嬉しいです。何かしら解決への糸口になるようなものを提示できるようにと心がけて仕事をしています。


後輩との関りでは自分の経験を活かす
リアリティーを持てるよう
伝え方・伝える内容を工夫

もともと社風として、上司部下の固定化した関係性があるわけではなく、分からなければ分かる人を探して教えてもらう、若手に相談されたら優先的に教えたりサポートをするという風土なので、私も後輩との関りの中で、出来る限りみんなの成長を支えたいと思っています。

後輩たちには、これまでの経験で印象に残っていることや感じたことを意識的に伝えるようにしています。一部の業務を手伝う仕事であっても、リアリティーを持って理解でき、自分が担当者になった時に頭の片隅に残っていれば何かの役に立つかもしれません。学生の頃は中学の教員になることが夢で、塾講師などもしていましたので、「人に教えること」は好きだと思います。その時の経験も活かして関わるようにしています。

覚えることや学ぶことが多いのですが、調べればわかる事だけでなく、仕事の本質や、お客様との関りなど、大切なポイントもしっかり吸収していって欲しいなと思っています。


奥深い音響の世界
10年20年後の自分のため、
そして会社のために学び続ける

この分野は奥が深いので、どれだけキャリアを積んでも、ずっと学び続ける姿勢が必要だと思います。将来的には、誰にも負けない専門分野を持つなど、自分にしかできない尖った部分を強みとして持ちたいとまだ漠然としていますが考えています。

そのためにも、今は様々な分野での経験を一通り積んで、どんなことでもまずは対応できるようになるというのが目先の目標です。複雑なケースや難しいケースも含め音響全般について幅広い知見を蓄積したら、自然と自分が強みを発揮できる分野や、面白いと思える分野が見つかってくると思っています。また、今いろんな案件で試行錯誤して模索していることがその後の糧になると思います。

また、今お付き合い頂いているお客様と10年・20年とずっとお取引きいただけるように、マンションなどで発生する音響に関する様々なニーズを逃さずに抑えていけるようにしたいと思います。時代によってどんどん新たな需要がでてくるので、そういう面でも広くアンテナを張っておく必要もあると思います。

OTOの先輩方はすごい方が多く、この分野ならこの先輩、という第一人者のようになられている方も多くいます。そのような先輩を目指して成長していくことが、将来の自分のためにもなりますし、一人ひとりがそのように考え行動することで、会社の発展にも繋がるんじゃないかな、と思っています。


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Interview